はじめまして。今回のコラムを担当させていただく夏川さほと申します。4人の子育てに励む傍ら、フリーランスのWebライターとして在宅で働いています。

この業界に足を踏み入れて早2年。「家庭を第一に考えつつ、在宅でのんびり仕事をする」という理想の働き方にも近づき、実に恵まれた環境下ではあります……。

が、多忙な生活を送る日々。ストレスが溜まらないわけではありません。

そんな私が日ごろ実践している“プチストレス発散法”があるんです。

それは「ノンアル × 激辛」の食べ合わせ!!!!

手軽に、翌日に疲れを残さずに、何気ない日常の中で、“リフレッシュタイム”を設けられるのがポイントです。

「ノンアル × 激辛」

これこそが、シンプルで効率的な暮らしに関心のある方たちにとっても、メリットと刺激をお届けできるライフハックだと思うんです。

  • 「辛い食べものが好き」
  • 「日常にちょっとした刺激が欲しい」
  • 「お酒は好きだけど健康のためにセーブしている」

といった方たちのお役に立つべく、またサイトのコンセプトも多少考慮し、すぐに真似できるよう「シンプルさ」を追求してご紹介しております。

「こんな楽しみ方もアリなんだ!」といった気づきにつながりましたら幸いです。

※今回の記事内に登場するのはあくまで個人的な見解によるものです。ご了承のうえお楽しみください。

私がノンアルと激辛のマリアージュを発見したきっかけ

お酒には弱いが飲みたいという“矛盾”

私はお酒に強くありません。むしろ、ものすごく弱いんです。

少量でもアルコールを摂取すると顔が真っ赤に染まるし、お酒を飲んで“気分が良くなる”という体験はあまりしたことがありません。

それでもやっぱり“お酒を飲む”という気分を楽しみたいのか、無性にお酒を飲みたくなるときがあります。

お酒は苦手。だけど飲みたい。

一見矛盾しているようにも思えるのですが、なんでしょう。お酒を飲めない自分に反発でもしているのでしょうか。自分でもよく分からない現象です。

こんな風にもともとお酒に弱い体質ではあるのですが、2020年に第4子を授かったため、さらに“お酒を飲みたくても飲んではならない時期”があり、その時期は特に、「ノンアルウメッシュ」や「のんある気分」などをよく飲んでおりました。

ノンアルはお酒を飲む雰囲気も味わえるので、お酒に弱い私にとってありがたい存在です。

激辛との出会いは産後の“解放感”から

ところで、“妊娠中お酒が飲めない”というのは一般的かもしれませんが、それに加えて激辛やナマモノなんかもNGだということをご存じでしょうか?

妊婦さんって意外と食に関する制限があります。産後もしばらくは食に気を遣わないといけません。

その反動からなのか、妊娠・出産後の制限から解放されたあとは、“激辛”をより好んで食すように。気付いたときには“世界一の辛さ”と称される「キャロライナリーパー」をほぼ毎日摂取するまでになりました。

世界一辛い唐辛子としてギネス記録に認定されている唐辛子「キャロライナ・リーパー」

そして出会った「ノンアル × 激辛」の食べ合わせ

あるとき、私の大好きなおつまみである“砂肝”に、キャロライナリーパーをかけて食べつつノンアルのウメッシュを嗜みながら、ふと気付いてしまったのです。

「あれ?ノンアルだけどなんか酔ってるぞ」

キャロライナリーパーを食べていると、だんだん体の芯から温まってくる感じがします。

そしてほんのり顔が赤らむんですね。火照っているのが自分でも分かるほど。そこにノンアルを流し込むと酔った錯覚に陥る。

科学的な根拠は分かりかねますが、お酒に弱い私はこうして「ノンアル × 激辛」の食べ合わせを楽しむことを覚えたのです。

なぜノンアル × 激辛こそが至高なのか

すこぶる辛いモノを食べると、舌が痛くなります。なんなら唇から口の中までジーンと痛みが走るほどの激辛フードも存在します。

こちらの「デスザーサイ」のように……。

※余談ですが見るからにヤバそうなやつは食卓に置くだけでテンションが上がりますよ。デスザーサイの詳細は後ほどご紹介しています!

口の中に広がった激辛の“痛み”にノンアルの刺激を加えてみると、痛みがスゥ~っと分散されていくような、心地よい感覚に包まれるのです。これがよき。

ノンアルにもいろいろな種類があると思いますが、私のおすすめは炭酸入り。

微炭酸でもよいので炭酸が入っていると、激辛の刺激と炭酸の刺激がほどよく調和して、より心地よい刺激へとシフトしていくような気がしています。

そして最大のポイントが「酔った気分を味わえること」。

ノンアルなので、昼間からこの組み合わせを楽しんでも仕事や家事に支障はありません。

飲みすぎ&食べすぎはカロリーや胃腸への負担が心配ではあるものの、アルコールを摂取することによる二日酔いなど、翌日に疲れを残すリスクも抑えられるでしょう。

特にお酒に弱い私は、夕食にお酒を飲んでしまうとその後の家事にも支障をきたしますが、ノンアルであればそんな心配もご無用。気軽に飲めて、リフレッシュができます。

「ノンアル × 激辛」には、そんなメリットがあるなと感じています。

ちなみにノンアルではない普通の炭酸飲料ですと、激辛の刺激を堪能するには甘みが強すぎるので、やはりノンアルが最適だなというのが個人的な感想です。

激辛におすすめなノンアル3選

ここからは私的おすすめのノンアル商品を紹介していきます。超個人的な見解で★評価もつけてみましたので、こちらもご参考までに!

近年は豊富なラインナップで新商品が続々と登場しているので、ノンアル市場からも目が離せませんよ~!

【おすすめなノンアル1位】CHOYA(チョーヤ)酔わない!「ウメッシュ ノンアルコール」

激辛に合わせたい度 ★★★★★
甘味と酸味のバランス絶妙度 ★★★★
ノンアルだけど酔える度 ★★★★★
※筆者購入時価格:127円(税込)

個人的な圧倒的1位は「酔わないウメッシュ」です。

もともと梅酒は好きなのですが、梅酒ってアルコールが強すぎてあんまり飲めないのが悲しかったんですよね。

ノンアルウメッシュはスカッと刺激強めの炭酸と、梅のほろ酸っぱさ × 甘味のバランスがベストで、激辛フードとの相性も抜群だと感じています。

果汁10%の高級感も地味にうれしい。

【おすすめなノンアル2位】SUNTORY(サントリー)「のんある気分 DRY レモン&ライム」

激辛に合わせたい度 ★★★★★
すっきり爽快度 ★★★
「機能性」なのに美味しいギャップ度 ★★★
※筆者購入価格:124円(税込)

こちらは爽やかさがすばらしいノンアルです。

炭酸が強めで甘味料はゼロ。甘くないノンアルなので、よりお酒感も増している気がします。さらに、“脂肪や糖質の吸収を抑える”「機能性表示食品」に当てはまるのに美味しい!というギャップもポイント高めです。

こちらは激辛度MAXな料理と無性に合わせたくなるときがあるんです。大体疲れてるときですね。

すっきりとした爽やかさを堪能したいときにぜひ!

【おすすめなノンアル3位】SUNTORY(サントリー)「ノンアルでワインの休日」

激辛に合わせたい度 ★★★★
贅沢感あふれる度 ★★★★
おしゃれな雰囲気味わえる度 ★★★★★
※筆者購入価格:140円(税込)

ちょっぴりおしゃれなおつまみに合わせたいときはワイン風ノンアルを推します。

私は砂肝が好きでよく食べているのですが、砂肝の調理法やその日の気分なんかに合わせてウメッシュかワインか、いずれかを選びます。

例えば同じ砂肝でもオリーブオイル漬けにした「アヒージョ風」なら断然ワイン! もちろんにんにくと唐辛子をたっぷり入れて、辛めに仕上げます。

微炭酸なので、激辛の刺激との相性も良好です。

私的に究極な激辛おつまみ3選

ここからは、私がおすすめする究極の「激辛おつまみ」をご紹介します!

これまで100種類以上(1ヶ月あたり3~5種類以上 × 激辛にハマりだしてからの年数・2年で計算)の激辛商品を試してきた中から、“激辛初心者”の方でも気軽に楽しめそうな激辛フードたちを厳選しました。

  • スーパーで買える激辛調味料
  • お取り寄せ品
  • シンプルレシピ

上記3つのジャンルから、それぞれ3選ずつお届けします。

ご飯のお供にチョイスしたい、“おつまみ系激辛フード”をピックアップしたので、今日の食事から取り入れることもできますよ!

その1:スーパー市販「激辛調味料」編

実は、当初はスーパーで買える市販品の中から「激辛おつまみ」を紹介する予定でしたが、自分の食を振り返ってみると、スーパーで買える市販品の中にはなかなか激辛には出会えないことが分かりました。

辛みのないおつまみを激辛に仕立て上げるには「激辛調味料」が必須です。というわけで、まずは私がおすすめする激辛調味料を3つご紹介します。

【おすすめ激辛調味料 ①】S&B「燃辛唐辛子」

※筆者購入価格:353円(税込)

これを激辛としていいものか悩みましたが、激辛を極める第一段階としてこちらの商品を試してみるのはアリでしょう。実際に私の激辛ライフもここからスタートしました。

ただの唐辛子。されど唐辛子。ですがシンプルがゆえに「なんにでも使える」ところが推しポイントです。

燃辛唐辛子の粉末。5種類のスパイスがブレンドされているようです。入れれば入れるほど辛さレベルも上がるので、辛さを調節しやすい点も、私は気に入っております。

【おすすめ激辛調味料 ②】「柚子こしょう」

※筆者購入価格:299円(税込)

ここでタバスコを紹介するか、柚子こしょうを紹介するか。大変悩みましたが、私の“推し”として今回は「柚子こしょう」をピックアップさせていただきます(どのブランドの柚子こしょうも良さがありますが、写真はco-opのもの)。

日本人たるもの、柚子こしょうを食べずに激辛は語れません。

青柚子こしょうはコク深い味わいがなんともたまらない一品です。私の大好きな調味料のひとつでもあります。

カルディで購入した「赤柚子こしょう」もなかなかよかったです。

でもやはり青の方が辛いかも?と感じました。気分に合わせて赤か青を使い分けています。

最近は「黄色い柚子こしょう」も気になっています。店頭ではお目にかかったことがないので、お取り寄せが必要かもしれません。

調べてみると奥が深そうな調味料であることが分かります。このまま沼にハマりそうです。(すでにハマっているのかも……)

【おすすめ激辛調味料 ③】三養ジャパン「ブルダックソース」

※筆者購入価格:580円(税込)

激辛の本場、韓国でおなじみの「ブルダックソース」。スーパーならどこでも売っているかと言われるとちょっと怪しいかもしれません。

業務スーパーやカルディなんかに置いてあると思います。私はカルディで購入しました。こちらは鬼辛いです。

三養ジャパンさんの公式情報いわく、“世界一おいしい激辛ソース” なんだそうです。

ブルダックソースの恐ろしいポイントは「匂いがそこまで辛くない」ところ。

チキンのような香りがふんわり漂ってくるんですよね。普通に美味しそうじゃないですか。辛くないと見せかけて、めちゃ辛い。

お試しの際には十分お気をつけくださいませ。

その2:「お取り寄せ激辛商品」編

続いて、通販でお取り寄せ可能な激辛フードを3つご紹介します。

【おすすめお取り寄せ激辛商品 ①】富士商会「デスザーサイ」

※筆者購入価格:378円(税込)

激辛系商品に描かれたドクロマークは大抵やばいことが多いです。

こちらの商品もなかなかの激辛っぷり! 細かく刻まれたザーサイがいい感じの激辛に仕上がってます。ご飯の上にかけてもよし、ラーメンにかけてもよし。

餃子にのせて食べたり……。

チャーシューにのせて食べたり……。

いろいろな楽しみ方ができます!

ちなみにこちらの商品、私はカルディで見つけました。カルディの公式サイトには商品情報がないので、店舗によって取扱いが異なるかもしれません。気になる方は要チェックです!

【おすすめお取り寄せ激辛商品 ②】焼肉中村屋「鬼辛ホルモン」

※筆者購入価格:648円(税込)

こちらは楽天市場で見つけた「鬼辛ホルモン」です。ああ、ホルモンを家で焼くなんて贅沢すぎる。

さっそく焼いていきます。

脂がじゅわ〜!

これグリルで焼いた方が良かったかも。

てなわけで最後はグリルで仕上げてみました。

すっごくプリプリ!じんわり辛みが広がってくる!

ホルモン好きな方はぜひお試しください。

【おすすめお取り寄せ激辛商品 ③】キムチ専門店第一物産「牡蠣キムチ」

※筆者購入価格:1,520円(税込)

わたくし魚介類に目がないのですが、中でも「牡蠣」が一番といってもいいくらい大好きなんです。牡蠣は冬限定の特別感もいいですよね。なんというか、MVPって感じです。

で、こちらは「旅する久世福商店」で見つけたお取り寄せ品「牡蠣キムチ」。

これがお酒に合わないわけないじゃないですか。

考えた人、天才。

ひとくち頬張ってみると……。

神か。

いや、牡蠣だった。

あまりの美味しさにぶったまげました。体の芯から温まってくるじんわりとした辛さもすごく好きです。冬だけの贅沢、たまりません。ぜひお試しください。牡蠣×レモン果汁よろしく、人気のレモン系ノンアルサワーとも相性ぴったりです。

その3:「シンプル激辛レシピ」編

ここではノンアルにおすすめな“シンプル激辛おつまみ”をご紹介します。

どれも「切って、焼くだけ」のシンプルさを追求しました。

もはやレシピではないと批判が来てしまうかも。材料と激辛調味料さえ手に入れればとても簡単に美味しくできるので、ぜひ試してみてください。

【おすすめシンプル激辛レシピ ①】「シンプルに、肉を焼く」

私が好きな肉は「鶏肉」です。

適当な大きさに切った鶏肉を、とりあえず焼きます。

普通の油でもいいのですが、私は風味が好きなので「ごま油」を使用することが多いです。塩コショウして焼いた鶏肉。辛みはお好みで。

この日は「ほりにし 辛口」をかけていただきました。

※筆者購入価格:950円(税込)

「これ1本で味が決まる」万能調味料です。

辛さもなかなか本格的!

【おすすめシンプル激辛レシピ ②】「シンプルに、きのこを焼く」

こちらは「しいたけのガーリックバター炒め」。

フライパンに油かごま油かバターをひいて、しいたけをじっくり焼く。頃合いを見てチューブのニンニクとしょうゆを回しかけるだけで完成です。

しいたけにはワイン風ノンアルが合います。

これだけでは辛みがないのでキャロライナリーパーなどをお好みでどうぞ。

ちなみにお子さまなど、他の家族に分ける予定がなければ、炒める段階で生ニンニクやら鷹の爪やらを目いっぱい入れて仕上げるのがおすすめです。

【おすすめシンプル激辛レシピ ③】「シンプルに、魚介を焼く」

東北の血が混じっているわたくし。魚介類も大好きです。よく食べるのは「いか」や「えび」。

いかはまずグリルでしっかり焼いたあと、フライパンに入れてバター&しょうゆで味付けをするのがおすすめの調理法です。

「いかのバター醤油焼き~キャロライナリーパーを振りかけて~」

最高です。

続いてこちらはえび。バターで焼いています。

頃合いを見てブルダックソースを投入。この日はちょっぴり辛さ控えめ。(?)

めちゃくちゃソースが跳ねるので要注意です。えびのブルダックソース和えが完成しました。

ビリビリと痺れる刺激がたまりません。

番外編:塩を舐めながら日本酒を嗜むように、七味やタバスコを舐めながらノンアルはありか?

「日本酒のおつまみには塩が合う」という話をご存じでしょうか?

酒飲みではない私も耳にしたことはありますが、実際に試したことはありません。

しかし「塩をつまみながら日本酒を嗜む」ように、七味やタバスコといった「激辛調味料をあてにノンアルを嗜む」のもある種アリなのでは?と考えます。

ノンアルのあてとして激辛調味料を楽しむなら、冒頭からお伝えしている「キャロライナリーパー」をぜひお試しください。

こちらがキャロライナリーパー。「一味唐辛子ver.」と「七味唐辛子ver.」があります。

※筆者購入価格:写真左「キャロライナリーパー 超激辛一味唐辛子」880円(税込)、写真右「キャロライナリーパー 超激辛七味唐辛子」1,280円(税込)

これ、激辛好きにはたまりません。

一振りするだけで激辛に大変身。

かなり辛くはあるのですが、キャロライナリーパーは糖度が高い唐辛子のようで、特に一味唐辛子は辛さの奥にほんのりと甘みが感じられてやみつきになります。

個人的な感想ですが、七味唐辛子のほうがマイルドな辛さで楽しめたので、初めて試す方は七味から挑戦してみてはいかがでしょうか。

シンプルがゆえにどんな料理にも合わせやすいおすすめ商品です。

“非日常の刺激”を、味わってみませんか?

まとめ

今回はお酒に弱い私がおすすめする「ノンアル × 激辛」の食べ合わせについてお届けしました。

“リフレッシュ”というと時間と趣味を作らなきゃいけない……なんてイメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれません。私自身、これといった趣味がない人間なのでうまくリフレッシュができずに悩んでいた時期もあります。

ですが、“食事をリフレッシュタイムにする”というシンプルな考えに辿りついたことで、日常の中で気持ちの切り替えができるようになりました。

「こんな楽しみ方もアリなんだなあ」と感じていただけましたら幸いです。

ちなみに「そんなに辛いものばかり食べててお腹壊さない?」と思った方もいるかもしれませんが、実を言うとあまりにも辛すぎるものを食べると翌日大変なことになるときが多々ありました(笑)

舌は激辛に強いけど、お腹は一向に強くなりません。自分の体調と相談しながら、大好きな激辛を楽しんでいます。

激辛に慣れていない方は、くれぐれもお気をつけくださいね。

あなただけの楽しみ方を見つけて、なんでもない日常の中で、シンプルな刺激を堪能してくださいね。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。

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