日々の忙しさに追われる中、家事代行サービスの存在は、多くの人にとって救いとなり得ますが、サービス利用に対する心理的なハードルも存在します。

今回ご紹介するタスカジの調査結果は、そんな家事代行の利用に関する心理的な壁に焦点を当てたものです。

家事代行、利用前の心理的ハードルとは?

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シェアリングエコノミーの家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営する、株式会社タスカジ(本社:東京都港区、代表取締役:和田幸子、以下タスカジ)の法人部門「タスカジ研究所」は、『家事代行を利用するハードルと乗り越え方』をユーザー調査し、発表いたしました。

(過去に実施された)LINEリサーチの調査では、家事代行の認知率は89%と高く、利用意向も29%ありますが、実際に家事代行を利用したことがある人(過去の利用を含む)は、まだ3%にすぎません。

第3者に家事を依頼することは、想像以上に大きな壁が立ちはだかっているようです。

<調査概要>
■調査名:「家事代行を利用するハードルについて」
■調査時期:2023年6月20日(火)~2023年7月12日(水)
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:タスカジ依頼者ユーザー
■回答者数:287名(女性263名、男性24名、回答しない1名)  

※上記画像とテキストの出典元:「タスカジ研究所」プレスリリース

家事代行サービスの認知率は高いものの、実際に利用している人はまだ少数です。

多くの人が「他者が家に入ることへの抵抗」や「自分でできるという思い込み」、「家事を他者に任せる罪悪感」など、様々な理由で躊躇しています。特に女性は家事を他者に任せる罪悪感が強い傾向にあります。

※上記画像の出典元:「タスカジ研究所」プレスリリース

その一方で、家事代行の利用を友人・知人におすすめしたいかという質問に対して、82.3%の人が「おすすめしたい」「少しおすすめしたい」という回答でした。

自分に対しては罪悪感を感じるものの、他人が家事代行を利用することに対しては同じ感情を抱いておらず、むしろ気にせず推奨している傾向を読み取れます。

家事代行を始めるきっかけとは?

調査結果の自由回答では、“限界に達したから”という理由でサービスを始めたというコメントが散見されたようです(例:「体調を崩して家事ができなくなった」「利用しないと生活が成り立たないレベルで仕事が忙しくなり、子どもにも影響が出たので利用に踏み切った」など)。

家事代行サービスの利用が一般的な広がりを見せるためには、自分や家族のための「考え方の転換」が必要だといえるかもしれません。

令和の今、家事代行サービスは、単なる便利なサービスではなく、生活の質を高めるための重要な選択肢の一つと考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、家事をプロに任せることの合理性を理解したり、生活の優先順位を見直すことが挙げられます。また、自治体や企業からのサポートも大きな助けとなるかもしれません。自治体の補助金や企業の福利厚生を活用するなど、サービス利用の金銭的ハードルを下げることも重要かもしれません。

今回の調査がまとめられたプレスリリースの詳細はこちらでご確認いただけます。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。

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