例えばこんなことをきっかけに、ソファーを処分したいと考えられる方が多いのではないでしょうか。
- 「新しいソファーが欲しいけれど、古いソファーをどうやって処分しよう」
- 「ソファーを手放して、コンパクトな暮らしがしたい」
- 「引越しを機に、家具を一新したい」
ソファーを断捨離して手放す理由は、人それぞれですよね。しかし、捨てたり処分するやり方によっては、想定していなかった費用がかかることも。
↓ ソファーをなくせば、インテリアもかなりスッキリするかもしれない


この記事では、ソファーを断捨離する方法7選と、高値で引き取ってもらうためのコツを紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
ソファーを処分する方法7選 – 自分にあった方法で断捨離!
「今、手元にあるソファーを手放したい」そう思っていても、何から手をつければいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ソファーを断捨離して手放す方法を7つ紹介します。
ソファーを処分する方法 1:ソファーを買うお店で引き取ってもらう(無料回収を頼める可能性も)

ソファーの買い替えをする場合、一番手軽に古いソファーを処分できるのが、購入先に処分・回収を依頼する方法です。新しいソファーが搬入されたタイミングで、古いソファーを処分・回収してもらえるので、ソファーをできるだけ長く使っていられます。
たとえば、IKEAや、Amazonでは、ソファーを買った場合、解体済みのソファーであれば無料サービスで回収してくれることがあります。
ソファーの大きさや、種類によっては処分・回収を断られる場合もあるため、今まで使っていたソファーの処分・回収は可能かどうか事前に電話などで確認や質問をしておくと、引き渡しもスムーズです。
ソファーを購入する店舗によっては、処分・回収に費用がかかる場合もあります。購入するソファーの金額や数量によって、処分・回収にかかる金額も変わります。どこの店舗でソファーを購入する場合も、売買契約時にソファーを引き取ってほしいことを伝えておきましょう。ソファーの搬入当日に処分・回収を依頼しても、受け入れてもらえない場合もあります。
ソファーを処分する方法 2:自治体に処分・回収してもらう

必要のなくなったソファーは、自治体に処分・回収を依頼する方法もあります。粗大ゴミとして処分・回収してもらう、必要な人を紹介してもらう、の2つです。自治体に処分・回収を依頼すると、低価格で安く済ませられるうえに確実に処分してもらえます。
ソファーを粗大ゴミとして処分・回収してもらう
ソファーを粗大ゴミとして回収してもらえば、確実に処分してもらえます。
大型家具を粗大ごみとして処分する際には、「粗大ごみ処理券」を貼っておかねばなりません。自治体にもよりますが、コンビニや役所で粗大ごみ処理券は購入できます。
粗大ごみの回収日に、処理券を貼ったソファーを、所定の回収場所まで運んで回収されるのを待ちます。
電動ソファーやスプリング入りのソファーは処分・回収できない場合があるため、事前に自治体のホームページなどで、処分・回収可能なソファーを確認しておくと安心です。ソファーのサイズによっては費用が変わる場合もあるのでチェックしておきましょう。
難点としては、自治体での処分・回収はソファーを自分で家から出し、回収場所まで運ぶ必要があるのことでしょうか。ソファーはベッドほど大型でないことが多いかと思いますが、3人掛け以上のサイズは自力で運び出すのは困難な場合もあります。体力に自身のない方は気をつけましょう。
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ごみ処理場に引き取ってもらう
粗大ゴミ回収日は、自治体によって異なり、数ヶ月先まで待たなければならない場合もあります。
回収日まで、古いソファーを家に置いておくのが嫌な人は、ソファーをごみ処理場まで直接持っていく方法がおすすめです。こちらは、事前にゴミ処理場に連絡をし、家から自分でソファーを運ぶ必要があります。
運搬の手間はかかりますが、回収を依頼するよりも費用が少ない傾向があります。こちらの方法でも、処分できるソファーに決まりがあるため、事前に処理場の規定を確認が必要です。
ソファーを処分する方法 3:リサイクルショップで引き取ってもらう(ゼロ円買取でも処分費は無料に)

不要になったソファーをお金に変えられるのが、リサイクルショップを利用する方法です。
ソファーを自分でリサイクルショップに持ち込むと、多くの店舗がその場で査定から引き渡しまでおこなってくれます。買取価格基準は、リサイクルショップによって異なります。
そのため、店舗によっては無料での引き取りや、数千円超での買取など、処分・回収にかかる金額に大きな差が出ることも多くあります。リサイクルショップによっては、ソファー運搬のための軽トラックを貸してくれたり、無料出張査定をおこなってくれたりする便利な店舗もあります。
査定を依頼する際は、事前にリサイクルショップに連絡を入れておくと話がスムーズです。
ソファーを処分する方法 4:フリマサイトに出品する(売れたらもちろん処分費が無料に)

リサイクルショップでの査定額に納得がいかない場合は、自分でフリマサイトに出品する方法もあります。
フリマサイトで、同じようなソファーがどの程度の価格帯で取引されているのかを確認し、出品してみるとよいでしょう。ただし、品物の配送料は出品者の負担となるサイトが一般的です。
ソファーを処分する方法 5:解体して通常のごみとして回収してもらう(処分費は無料になるが超重労働)
汚れたソファーを誰かに見られるのが恥ずかしい場合には、解体して通常ごみとして回収してもらうこともできます。
ソファーを構成するワタや土台の木材、スプリングなど、できるだけ細かく分解します。普通ゴミとして出せるよう、ノコギリを使ったり、金具を折り曲げたりして、パーツを小さくする必要があります。
非常に時間と手間のかかる作業ですし、解体したソファーは、指定のごみ収集日まで保管しておかねばなりません。時間もごみを置くスペースも必要になるのもデメリットです。
ソファーを処分する方法 6:不用品回収業者に引き取ってもらう
「売れそうもないし、自分で解体するのも面倒」という場合には、不用品回収業者に引き取りを依頼する方法もあります。
不動産回収業者に見積もりの相談をすれば、自分の都合のよい日時を指定できます。お持ちのソファーをできるだけ早く処分したいときには、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収業者に見積りを依頼し、金額に納得できれば、ソファーを引き取ってもらいましょう。引き取りに来てもらえば、自分でソファーを運び出す作業も依頼できる場合があります。
ソファーを処分する方法 7:引越し業者に処分・回収を依頼する(ゼロ円買取でも処分費は無料に)
引越しを機に、ソファーの処分を考えている際には、引越し業者に処分・回収を依頼する方法もあります。
事前の見積りで、ソファーなど大型家具の引き取りを希望すると、有償で引き取ってくれる業者もあるのです。引越しと同時にソファーを引き取ってもらえるので、引越し当日までお持ちのソファーを使用できます。
また、引越し業者によっては、見積り時に家具の査定をおこない、買取ってくれるところもあります。自分で運び出す手間もなく、ソファーを手放せるので、身軽な引越しが可能です。
ちなみに筆者は、家を建て替える際、家屋の解体と同時に古いソファーを処分してもらいました。その時々の状況によって、ソファーの処分ではさまざまな方法が選べます。
まずは、希望の条件にあう業者に見積りを依頼してみてはいかがでしょうか。
ソファーを処分・回収する業者に依頼するときのポイント
ここではソファーの処分・回収を業者に依頼するときのポイントを紹介します。
無料処分・回収を喧伝している業者の中には、持ち主に不利益を及ぼすような悪徳業者も存在しています。ソファーを手放して後悔することのないよう、ポイントを抑えて慎重に業者を選びましょう。
業者に依頼するときのポイント 1:許可証をもっている
ソファーの処分・回収を依頼する際には、必ず業者が「古物商許可」か「一般廃棄物収集運搬許可」を持っていることを確認しましょう。
業者のホームページには、会社概要欄などに許可番号が掲載されています。
許可を得ていない業者に処分・回収を依頼すると、後から法外なリサイクル料を請求されたり、不法投棄に加担したりすることにもなりかねません。許可番号を確認してから依頼する業者を選ぶと、不要なトラブルを避けられます。
業者に依頼するときのポイント 2:自宅まで引き取りに来てくれる
ソファーなど、大型家具の引き取りを依頼する際には、自宅まで引き取りに来てくれる業者を選ぶとよいでしょう。
大きな家具は、家から出すだけでも一苦労。自宅からソファーを運び出し、処分・回収業者へ持っていくのは多大な手間と労力がかかります。買取の場合、査定額に納得ができなくても、再度家具を運搬することを考えると、悪条件でも承諾してしまいがちです。
処分・回収業者を選ぶ際には、できるだけ自宅まで引き取りに来てくれるところを選ぶとよいでしょう。
業者に依頼するときのポイント 3:出張費用がかからない
処分・回収業者には、査定や回収時に出張費用がかかるところもあります。
処分・回収業者のなかには出張費用を記載していないところもあり、見積り時には予想外の金額になっていることも考えられます。
ソファーを処分・回収してもらう料金以上に出張費用がかかってしまっては、もったいないですよね。自分で不用品処分・回収業者やリサイクルショップにソファーを持ち込めば、出張費用はかかりません。とはいえ、大きな家具を自分で持ち運ぶのは、大きな手間と労力が必要です。
出張買取を選ぶ際には、できるだけ費用がかからない業者を選ぶとよいでしょう。
業者に依頼するときのポイント 4:ソファーの処分・回収実績が豊富にある
一口にソファーといっても、木枠のソファーやスプリングの利いたソファー、なかには電動のソファーもあります。
ソファーの処分・回収をおこなっている業者でも、電動ソファーは引き取りをしていない、引き取りには別途料金がかかるケースも多いのです。引き取りを断られたり、追加で料金がかかったりするのを防ぎたいもの。
業者を比較する際には、手持ちのソファーが処分・回収に対応しているのか、費用とともに確認する必要があります。
買取金額が高くなるソファーの特徴

ソファーの買取金額が高くなれば、新しいソファーの購入費用に当てられたり、ちょっとした臨時収入になったりします。
ここからは査定額が高くなるソファーの特徴を紹介します。
お手持ちのソファーが紹介する特徴に当てはまれば、思いのほか高い値段でソファーを買取ってもらえるかもしれません。
買取金額が高くなるソファーの特徴 1:使用年数が短い
ソファーの使用年数が短ければ、短いほど買取価格が高くなる傾向があります。たとえば、新品で買ったソファーを数日で手放すことになれば、高値で引き取ってもらえる可能性が高くなるのです。
逆に長年使っていたソファーでは、引き取り料金がかかる可能性もあります。
買取金額が高くなるソファーの特徴 2:ブランド家具である
通常、どのような商品もブランド物であれば高値がつきやすくなります。ほかにもソファーの元値が高かったり、本革など、品質のよい素材を使っていたりするソファーは、買取金額が高くなる傾向があります。
反対に、流行りの過ぎたファストインテリアは、なかなか高値がつきにくいものです。ブランド家具は処分する前に、買取査定に出してみて、価値を確認するとよいでしょう。
買取金額が高くなるソファーの特徴 3:キズや汚れが少ない
ソファーの買取査定額には、ソファーの外観が大きく影響します。買ってから数日しか経っていないソファーでも、傷が付いていたり、シミがあったりすれば、ソファーの価値が大きく下がるのです。
購入から数年経っているソファーでも、キズや汚れ、座面のへこみなどのない状態であれば、買取査定額が高くなる可能性があります。
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ソファーの買取金額を上げるコツ
「ソファーを買取ってもらいたい、でも、ちょっと汚れているし、購入してから何年も経っている」
高値で取引される条件を満たしていないソファーでも、買取金額を上げる方法があります。どうせソファーを手放すのなら、少しでも価値あるものとして送り出したいですよね。ソファーを査定に出す前に、ちょっとしたコツを押さえておくと、ソファーの価値を高めることができますよ。
ここでは、ソファーの買取金額を上げるコツを紹介しています。
ソファーの買取金額を上げるコツ 1:ソファーをできるだけ綺麗にしておく

ソファーの買取を希望する際には、カバーを洗濯したり、キズを見えにくくしたりすると、査定額が上がる可能性があります。
ソファーに染み付いた汚れは、薄めた中性洗剤を含ませたタオルで拭くとシミが薄くなる場合があります。ソファーを少しでもよく見せることも、買取金額を上げるためには重要です。
ソファーの買取金額を上げるコツ 2:ソファーの付属品を揃えておく
ソファーを引き取りに出す際には、ソファー購入時に付属していたものを、すべて揃えておくとよいでしょう。
たとえば、ソファーカバーや脚など、普段は使っていないものでも、ソファーのために購入したものなら、一緒に出しておいて損はありません。付属品だけをとっておいても使い道は無いので、ソファーとともに査定に出すとよいでしょう。
ソファー単体だけよりも、付属品があった方が一式揃っているため、高値がつきやすくなります。
ソファーの処分・回収を業者に依頼する際の注意点
ソファーを手放す準備ができたら、業者に依頼する前に、スムーズに引き取ってもらえるよう準備を進めましょう。余裕をもって準備しておけば、不測の事態にも焦らずに対応できます。
家から出せるか確認しておく
ソファーが家から出せるのか確認しておくのも大切です。
たとえば、2階以上に設置しているソファーや、屋内で組み立てたためドアから出せないソファー。これらは、窓からクレーンで吊るしたり、解体して運び出したりする可能性があります。
業者にソファーの処分・回収を依頼する際には、必ずソファーの大きさと出口となるドアの大きさを測り、業者に伝えておきましょう。
時間に余裕を持って依頼する
ソファーの処分・回収依頼は、希望日に即対応してもらえるとは限りません。お目当ての業者が、「ソファーは在庫が多くあるので、現在は買取を停止しています」と返答する場合もあるのです。
また、運搬するためのトラックや保管スペースの確保も必要になります。
「引越し当日なのに、ソファーの処分先が見つからない」事態を避けるため、遅くとも処分・回収希望日の1週間前には、業者に見積りを依頼すると良いでしょう。
複数の処分・回収業者に査定を依頼する
ソファーの引き取り査定は一社だけではなく、複数の処分・回収業者に依頼しましょう。
一社のみに査定を依頼した場合、相場よりも低い査定額を提示されても正当な額かどうか判断ができません。フリマサイトでソファーの需要を調べたり、複数社に買取査定を依頼したりすることで、お持ちのソファーの価値がわかります。
複数の業者のなかから、対応や口コミのよいところを選びましょう。
ソファーの処分・回収依頼を契機にミニマルなくらしを
ソファーは家族のだんらんや、1人でリラックスする時間に寄り添ってくれる家具です。
できるだけ座り心地がよく、落ち着けるものを選びたいですよね。手持ちのソファーが気に入らない場合や、使い勝手が悪くなってきたと感じる場合には、ソファーの処分を検討してはいかがでしょうか。
ソファーを処分・回収業者に託すと、ソファーの品質によっては買取となり、思わぬ収入を得られることもあります。場合によっては、引き取りにお金がかかったり、無料処分・回収となったりも考えられます。
ソファーを価値あるものとして引き取ってもらうには、常日頃からソファーを丁寧に扱うのが大切です。ソファーを手放した後は、新しいソファーを探すのもよし、ソファーのない生活を試してみるのもよし。ソファーを処分・回収してもらい、より快適な生活を手に入れてみてください。
※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。
最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。
この記事を書いた人

昭和生まれのフリーライター。締切が迫ると片付けに目覚めるミニマリスト初心者。お気に入りのものだけに囲まれた暮らしを目指して日々邁進中です。